pharmacare 生活

2022年11月1日 | pharmacare

なりたい自分を私たちと一緒に作りませんか?

心身を整えるのは自分自身であって、それは毎日のちょっとした気づきだったりする

はじめまして。pharmacare 代表 川久保育子です。

記念すべき第1回目。pharmacare 生活とは一体どんな生活?私のpharmacareに対する熱い思いを込めてお届けしたいと思います。

漢方との出会い

薬剤師免許を取得後、私は主に病院で臨床業務に携わっていたのですが、お恥ずかしい話当時の私は、漢方薬の知識は国家試験に受かるために得た知識しかなく、この病気にはこの漢方薬・・と言った具合に、まるで西洋薬のような覚え方をしていました。またその当時の私は、生理前や生理中の痛みがとても辛く、強い痛み止めを手放せない状態でした。どこの病院で診てもらっても特に疾患はなく原因は分からない状態で、月経困難症とのこと。原因はどうであれピルを飲めば楽になるよ!と口を揃える医師たちに不信感を持っていました。月経困難症の原因は?どうすれば治せるの?漢方薬は効かないの?そんな疑問を並べる私に対して当時の担当医達は、あなた漢方薬信者ね!とか、ピル飲んでりゃいーの!とか・・。無言で痛み止めだけ出されたり・・。ただ、私自身もなぜ漢方薬を出して欲しかったのか・・その理由が漠然としていました。”人を救う”といった意味が自分の中で言語化できていなかったという事なのだと思います。患者として病院へ行けば救って貰えると思っていた当時の私は、自分自身も病院へ来られた患者さんを救うつもりで医療従事していました。”人を救う・・”もちろん救急医療では命を救うために最善の医療技術と知識を凝集させます。ただ慢性的な、すぐに命に別状のない疾患の方を救う・・。私自身は疾患を救うのではなく人を救いたかったし、自分自身も救って欲しかったのだと、今振り返るとそう強く思うのです。

木が寄り集まって森を作る。1本1本の木々は、それぞれに影響し合って生きています。

”漢方薬を出してくれる=人全体を診る漢方(東洋)医学”と思い込んでいた私は、私の症状にだけに目を向けて、私自身を知ろうとしない医療にショックを受けたのでした。そんな木を見て森を見ない医療に疑問を持ち始め、では自分で漢方薬の知識をつけようと、漢方・生薬認定薬剤師を取得してみたものの、卵からようやく雛がかえっただけでピヨピヨ状態。どうやってその知識を使うのかも分からない、それどころか知識も経験も絶体的に足りませんでした。そこで認定講義の講師だった、北里東洋医学総合研究所所長の花輪先生のところへ患者として訪ねてみることに。

花輪先生は、とにかく私の話を傾聴して、体全体を診てくれ、私に合う漢方薬を出してくれました。振り返ると、その日が私と漢方の出会いの日でした。大学で漢方の勉強をし、漢方認定試験も受かった。でも、本当の漢方との出会いは、その日だったのです。まさに、木をみながら、森をみる。木を大切にしながら森の話を聞く。森全体のバランスを見る。漢方とは、こういうことなんだ!と体感して目から鱗が落ちた日でした。それを機に漢方診療所に修行に入ったり、無文塾・田畑隆一郎博士の門下で勉強を続けてきました。

病気ではなく ”人を手当てする” それがpharmacare

そう、あの日、北里東洋医学総合研究所の門戸をくぐって受けたのは、まさしく”人を診る漢方医学”で、その日から私は、自分にはもちろん、家族、大切な友人に対しても漢方の考えで接し生きていきたいと、強く強く思い願うようになりました。そのままで良いんだよと、その人に耳を傾ける。変わりたいと願うその人に手を添えて温もりを伝える。その温もりが、相手の進む力になったとき、私も前に進む力を貰えるのです。そんな森を築きたい。そんな森がある日常を夢見て、pharmacareという健康支援サービスを構築しました。

pharmacareは、2つの考え方が土台となってます。1つは漢方医学の考え方、そしてもう1つはコーチングの考え方です。コーチングに関しては、また別の機会に詳しくご説明したいと思ってますが、簡単にいうと、脳科学的、心理学的な考えに基づき、気づきを持ちながら、自己改善しつつ、より安心安全にゴールへと進んでいく手法です。その2つを土台に、まずは自分を自分自身で整えられるようになり、周りの大切な人たちをも整えられる人になる。そんな自分になった時、どんな生活を送ってるか想像できますか?私たちが思い描くpharmacare生活は、なりたい自分がいる生活です。あなたはどんな自分になりたいですか?

貴重なお時間を使って最後まで読んでいただきありがとうございました。

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